ドラゴンクエストⅥ幻の大地 |
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■あばれ足鳥 あばれうしどりのセルフパロディだろうか ■あまのじゃく ■あめふらし 海のアメフラシとちがい、実際に雨をふらす。ドラクエらしい妖怪っぽい名前 ■アントリア・ほうらいだいおう 聞いた事のない大王。 念じボールと杖のおかげで蓬莱の玉の枝が真っ先に頭にうかぶが ■イノップ・ゴンズ イノシシの頭をとったあだ名、だろうか。 となるとゴンズもトラに何かかけてそうだが思い当らない ■イノブタマン・ボアソルジャー イノ・ブタ・マンを配合させたトリニティハイブリッド。 ボアソルジャーは雄豚・いのしし(boar)兵士 ■海のまもりガメ 守り神をカメにかえたシャレ?結局なんだかわからない ■エンタシスマン 円柱中央部のふくらみ(entasis)。 錯覚を利用し、安定して見せる仕掛。パルテノン神殿の柱がその代表例 ■オルゴ・デミーラ デミウルゴス(Demiurge)の前半と後半をいれかえたのかねえ(で、ラをくっつけた)。 デミウルゴスはグノーシス主義における 「弱く無知でひねくれ者の(ジョン・ロナー「天使の事典」)」創造主。 神の威光のとどかぬ物質世界に人をとじこめ支配するいつわりの神。 まあ、似た名前から類推していくとキリがないので参考程度に ■ガマデウス アマ(ガエル)デウスのガマガエル版? ■キラースター モーニングスターのスターなのだろう。 モーニングスターはすべからく人殺しの武器だけれども ■キラープラスター 漆喰・石膏(plaster)製のハニワ戦士であろうか ■グロン・ブロブロス グロい外見からだろうか。 ブロブロスはブロブの兄弟(blobros.?)という事だろうか。 「ブロブ」というスプラッターホラー映画があって 女神転生にも出てくるようにスライム状のモンスター。 時折海辺に漂着する正体不明の肉塊もブロブと呼ぶらしいので そっちのほうかもしれない ■ケベナヒモス 未詳。 マントゴーアやケンタラウスなど、既存のモンスターをもじる場合が時々あるので ベヒモスの変化なのかもしれない。だとしたらベヒモスというより龍形のバハムート ■ゲリュオン 「神曲」における地獄の怪獣(Geryon)。 「肢体は実は蛇にそっくり」「爪が生えた両脚は腋の下まで毛むくじゃら」 「背にも胸にも両脇にも結目や輪が描かれてある」 「毒を含む、蠍のように二叉にわれた尾」(平川祐弘訳) 泳ぐように自在に空をとぶ事からウェルギリウスに呼出され、 ダンテともども背中にのせて崖下へとはこんだ ドラクエではキラーパンサーに角と羽をくっつけたような容貌で、 なぎら健壱のおかしいゾウを髣髴させる 原書の容姿があまり反映されていないようだが 毛むくじゃらの両足とツメ、そして全身の環状の模様が ヒョウのようなモンスターをイメイジさせたのかもしれない。 なお、ギリシア神話のゲリュオンとは別物 戦闘場面があるでもなくただの乗り物にすぎないこのモンスターを登場させたのはなぜだろう バトルロードを見るとヒョウというよりワニのような胴長の体型をしている事がわかる しっぽも爬虫類のそれのようだ Ⅶの時は正面からしか見られなかったのだけれど 横からのアングルだと印象ががらりとかわって結構雰囲気が出ている ■ゴードンヘッド ゴードン…?うーん ■ゴーレムーガ キラーマジンガのように、つよそうな名前にアレンジしたものだろうか ■ジェネラルダンテ・デビルマスタッシュ 聖闘士星矢という漫画に「地獄の番犬座のダンテ」を名乗る登場人物がいるそうなのだが、 それをそのまま持ってくるような事はしないと思う。 他にダンテとイヌ、もしくは下のマスタッシュようにヒゲをむすびつけるものがあると思うのだが。 マスタッシュは口ひげ(moustache/mustache)。 今後デスカイゼル…はもういるので、ヘルカイゼルあたりで上位種の登場を期待 ■スモールデッド ちいさい死体?アイアンキッズとともに意図がわからない ■セト エジプト神話の神。きっとラーのかがみのラーの子。 兄オシリスを殺すが、その子ホルスによって仇討される。 ■ダッシュラン・ テラノライナー ライナーは野球用語でもあるし、船や電車の快速便を言うから 一直線にすごい勢いでむかってくるティラノサウルスという事なんだろう。 イッパツマンのトッキュウザウルスみたいに。 ダッシュラン(dush+run?)もそういった勢いをあらわそうとした名前なんだと思う ■ダンビラムーチョ(キングムーチョ) 未詳 ■ドラグナー(デッド―) 龍騎兵という事なんだろうが自分自身が龍だしなあ。 騎兵の颯爽とした雰囲気とは対照的だし、謎。 単純にドラゴンを変化させただけかもしれない ■ドラゴン・ウー わからない。 拳法五段はⅨの創作とみなしてとらないでおくが、何にしても異色な名前だ ■ドラゴンコープス・ドゴロク bodyとおなじく、corpusは体の事だが死体も意味する ■ドンガンバ 不明 ■ナスビナーラ・メランザーナ ナス入りスパゲティ? メランザーナはナスそのもの(伊語melanzana) ■ネクロバルサ ネクロなバルサ…わからない。スペイン語だろうか ■バスカービル シャーロック・ホームズシリーズ「バスカヴィル家の犬(The hound of the Baskervilles)」より。 今後読みそうにないのでくわしくは銘々でどうぞ ■バブリン・プヨンターゲット・ポムポムボム バブルのモンスターって事なのかねえ。プヨンとした的?そしてぽむっとした爆弾…? ■バリクナジャ わからない ■パンドラボックス パンドラは人類初の女。 彼女が下界に嫁ぐ際に神々から送られたのがこの箱であった。 決して開けてはならないというその中にはさまざまな厄災がつまっている。 筆者もパンドラ同様、欲望に負けてこの箱を開けてしまったばっかりに、 手塩にかけたパーティがたった一匹のモンスターに全滅させられるという コンスコンの憂き目をあじわった。 十年ぶりくらいにリプレイした時にまだこの宝箱の場所をおぼえていたので、 立派なトラウマといっていい ■ピグモンエビル ピッグモンスターの略なんだろうが随分と思い切った名前だ。 ピグモンは良い奴だから、わざわざエビルを? ■フーガ(―ベッサム) 未詳。 ギリシア神話のデイモスに相当するローマの神がフーガだが、そんな大したものじゃないだろう ■ブガッティ わからない ■ブッチョマン 見た目…からなのだろうか ■プロトキラー プロトタイプの殺人ロボットなのだろう ■ヘルバオム ドイツ語で木(Baum)。バウムクーヘンのバウム。 木というよりツルのバケモノに見えるが ■ベンガルクーン ベンガルとメインクーン(bengal・maine coon)のかけあわせだろうか。 ただの猫? ■まじんブドゥ 未詳 ■まかいぐんし 魔界軍師だろう。 はじめて見た時はもうハタチすぎでしたが、かっけえ!と思いました ■マグマロン マグマのお化け。マッドロンと酷似 ■ランガー なんでしょうねえ。発音を無視してつづりだけで見た場合、 獲物を狩出す猟犬(ranger)なんていうのがある。 また、Langurでヤセザル。でも、そんな雰囲気ではない ミクロネシアの空の神ルゲイラング達が住む空の世界をラング(Lang)という (新紀元社「幻想地名事典」)。 そのLangerならば特徴としてはあうが、そこまでしないだろうと思う ■レノファイター トナカイ(スペイン語reno)戦士 ■れんごくまちょう 煉獄鳥と見せかけたニセモノの魔鳥、じゃなかろうか。 でなければハッキリ言ってやりすぎである。天国に行く前に死んでしまう。 煉獄についてはⅤのれんごくちょうの項をご参照ください ■ギャオース 鳴き声シリーズだと思う ■タマゴロン・チョッキンガー・ちゅうまじゅう・ドロヌーバ 卵ロン?ハサミでチョッキン? 長い口でチューチュー吸う魔獣? チュウ魔獣なのかチュウマ獣なのか判断しかねる ドロヌーバは泥がネバつく感じ。グラフィックのまんま |